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■釣行記
  私自身が通う川でのシステム、攻略法など少しでも参考になれば嬉しいと思います。

2007.06 奥日光菅沼


2006.05 日光湯川

2006.04 渡良瀬川

2005/08 北海道阿寒川

2005/06 日光湯川
2005.05 渡良瀬ヤマメ
2005.04 渡良瀬ヤマメ
2005.03 神流川C&R 

2004.10 木戸川サケ釣り
2004.08 忠類川サケ釣り
2004.06 利根川戻りヤマメ
2004.05 日光湯川
2004.04 渡良瀬川
2004.03 神流川C&R 

 

■2007 奥日光菅沼 (2006.06)


一年置きに解禁になる菅沼。

放流がメインのため良い時期と悪い時期、年周りがあるので釣れるか釣れないかは行かないと分からない。

今年も午前出航したのちトローリングで一本掛けながらもお昼近くなっても釣れる感じがない。
さて、困った、困った!


同行した友人が掛けたのがヒメマス。今年はやたらとヒメマスが釣れました。



午後になり釣れているポイントに入らせてもらいそこからはほとんど入れ食い状態となりました。

着き場となるのはやはり掛け上がりの所です。

私はTYPEUでマラブーのブラウンとオリーブ、両方使いましたが良く追いますね。
友人にも実験してもらいましたが2人でダブルヒットも何度かありました。


夕方になるとマスが上を向き始めドライでも出ます。
またアベレージも一昨年より大きめで35pから50pオーバーも数本でました。
私はリーダー3X+テイペットはフロロ4Xです。


結果、午前はほぼボウズでしたが2人でそれぞれ20本近くは遊べたのでちょうど良い感じで楽しめました。

釣果を上げるにはポイントとタナ取りしょうか。
今回は午後になってあのポイントに入っていなかったら…と思うとかなりヤバイ状態だったと友人と苦笑いでした。


使用フライ:#8 マラブーダークオリーブ(ブラウン)SFフライングアントU

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■2006/05 日光湯川 (2005.05中旬)

この川の特徴、釣り方などは昨年のこちらを参考にしてください



昨年の釣行より一週間ほど早かったためかまだライズもハッチも少ないです。

この川がC&Rになる前までは毎年何度も足を運んでました。
C&Rになってから趣が変わったためあまり来なくなりました。

・一つの要因としてマナーの悪さが目立っています。
良いポイントでは釣りをしている隣に入ってきる人が目立ちます。
それであれば一声”よろしいですか?”こういう一言が大事です。
そういう行為をされますとこちらも感情的になり良いことありません。
みなさん、お互いに気をつけましょう。

・また戦場ヶ原への立ち入りは禁煙になりましたので喫煙はできませんのでご注意を




まだズミの花も咲いていませんが景色はやっぱり美しいです。

赤沼側は今年の雪の影響か水が若干多いのですが、それより注意なのが一見浅い川ですが入ってみると底なし沼のようにお腹のあたりまで沈んでしまいそうな沼地となっていて今まで歩けた場所でもかなり注意されたほうが良いです。

釣りのほうですが、
朝7時から入ってライズを探しますがなかなかみつかりません。

それでも過去の実績のあるポイントでじっとしていると散発ですがあります。
やる気のあるブルックは無邪気にフライを食わえてくれます。
ドライで7つとりこの日は時間が無かったので3時間ほどやり11時に湯滝側にも行ってみました。


小滝は放流がしっかりされています。



私はこちら側はウエットで釣りさがり、ルースニングで釣り上がる遊びを楽しみます。

ウエットで流していくと当たりの反応からその年の放流の状況が確認できます。
今年も放流状況は良いようです。

午後1時まで5時間ほど遊んで二十数匹のパーレットを見ることができました。

サイズは小さいのが圧倒的に多いのですがブルック特有の綺麗な宝石模様、ヒレも再生しているのが見られました。

使用フライ:#14ブラックパラシュート(ドライ)、ソフトハックル(ウエット)、ビーズニンフ



■2006 渡良瀬川 (2006.04)

今年の渡良瀬川桐生地区も本格的なハッチ、ライズとなりました。

放流後、残ったヤマメは日中の捕食タイムになると安定したライズが見られます。
流下で目立つオオクマ、フタバ、ヤマト、ガガンボ、ユスリカ…等々。

ライズのフォームからフライを探していきますが結果はなかなかでません。
この安定した時間帯のライズには仲間とこぞってやられては思考錯誤の毎日です。

それだけにこの時期に取れたヤマメはサイズにかかわらずうれしいものです。




使用フライ:#20ブユ、#18ユスリカピューパ

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■2005/08 北海道阿寒川 (2005.08中旬)


今年も北海道へフェリーで行ってきました。毎年の恒例で今年で3年連続の家族旅行。

今年は大物狙いに絞ってドライはほとんど持たずウエットのみ。

毎年道東に入りますが今回は時期が悪く渇水のためなかなか結果が出ないので
初めて阿寒川に入ってみました。前から一度は川を見ておきたかった理由もあります。


ここは北海道ではめずらしく漁協管理されています(日釣券:1500円)
C&R区間が設置されたため魚影は濃く本州では見られないサイズのレインボーが出ます。

*上記理由のため河川名のみ記載いたします。ポイントは省略させて頂きます。


(今回最大の47p)

上流側は再放流区間となっておりフライ・ルアー区間とその下流が餌釣りも可能です。

川は蛇行を繰り返していますが上流区間は入渓しやすく川も歩きやすく安全です。

流れはしっかりしていて瀬の中のバイカモの中にレインボーが入っています。
ポイントを知らずのうちに歩いてしまいそうですが魚を散らすため注意しての移動が必要です。



川幅は狭いため使用したタックルは#6ロッド。

WF-6Fにシンキングリーダー3.9ipsを付けてその先1m長10ポンドのラインにフライを結線。

ウエットシステムのため釣り下がり、バックが取れないためシングルスペイで打ち込みます。

流し方はフライを魚に見せるゾーンスライド(2005.09FR誌で下澤氏が寄稿)でナチュラルに
流しこみます。




45pのサイズ。ネット幅が50pの大きなネット


40pがアベレージサイズで47pまで出ましたが流れが強いため、
ドラグが強くフライに掛かるため”ガツン”という当たりが多くなりますがこれはHITしません。

ナチュラルにドリフトさせて”ククッ”という当たりが来たら岸際にロッドを倒して魚の方から持って行かせるようにします。

最近はスペイの練習のみで釣りから随分離れていましたので素直に楽しめました。


使用フライ:シルバーセッジ、ノーネームセッジ


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■2005/06 日光湯川 (2005.06上旬)


昨年は放流が行われなかったようで(噂ですが)評判が悪かった日光湯川。

今年は放流がしっかりされていてドライで楽しめる川となってます。
渡良瀬川桐生地区などの難しい釣りも大好きですがドライを始めた方などには
一般渓流のドライの遊びとしてとても勉強になる川と感じます。
ライズが多いので基本の見直しには最適です。


〜2005.06.01 日光湯川 赤沼側  8:00〜13:00 ブルックトラウト20数本〜

今日は時間が午前しか取れないため赤沼側に絞って今年初めて入りました。


ブルックトラウト(カワマス)

8時から実釣開始。

ライズは散発でしたが今日は気温が高くなる予報。

9時過ぎからオオクマのスーパーハッチとなり多くのオオクマが飛び交う。
合わせてライズも本格的に始まりました。


ここは赤沼側から入って500mちょっと行った場所。放流ポイントとして知られています。

ここでライズを狙いますが上流からの送り込み(フライ先行)では簡単に取れます。
ただしドラグが掛かると出ませんので仕方なくテイペットを長くします。

バックが取れなくライズに集中してしまいロストしたフライは10本以上(>_<)

画像奥、下から再度入りオオクマのライズに合わせてブラックパラシュート、
C.D.Cダン(ブラウン)で出ます…が、

これが乗りません。出るけど乗らず…
スレが多いのはポイント的に分かっていますがそれにしても例年より取りづらいです。

何度も出るけど乗らずのため、手を変えました。
ブルック(イワナ系)のため遅合わせを行っていましたが下から出てくるブルックの
動きに合わせてフッキングさせます。早合わせです。
この方法に変えてからほとんど取ることができました。 (結構悩みました(^^;)

乗らずの場合はお試しください。
同じ場所から見た上流側。

ここは左岸(画像右側)に幾つか大きな木の枝が下がっておりこの下で良型が着きます。

またこのポイントは例年6月中旬以降からモンカゲロウのスピナーフォールのポイントです。
おおきなモンカゲのダンを枝の下の良型が捕食しますのでこういったフライで取れます。



ここは昔良く通った湯川フリークのポイントです。

ここのポイントのブルックはオドリバエパターンがかなり効きました。
また魚影も濃く、サイズに対してかなりパワーがあります。


このブルックなどは画像では見づらいですが模様の中に紫、赤、などの宝石をちりばめた
ような綺麗なトラウトでした。


時間となり青木橋まで行かずにライズ遊びを楽しめました。



■日光湯川は一昨年までは毎週通っていた川で大好きな川の一つです。
 友人をご案内することもありますが是非この川でブルックを手にして欲しいです。

○システム
ロッド#3:スローアクションロッド、DT3F
リーダー:Akron6X 9ft テイペット約3ft〜6Xまたは7X
フライ:オドリバエ、ブラックパラシュート、C.D.Cダン

ハッチ状況:オオクママダラのスピナー、オナシカワゲラ、オドリバエ、シマトビカデイス....

○ 攻め方
スレが入っている場合は上記レポの通りブルックが飛び出したら早合わせしてみてください。
水面下にフライをくわえたままフッキングしています。

 →フッキングできなかった時勢いで後ろにラインが飛びますとブッシュにフライやラインが引っか  かりますので瞬間的にロッドを下の水面に叩いてラインの勢いを殺します。

1.ダウンのライズを狙う場合
  ドラグが掛からないように流し込んでください。

2.アップのライズを狙う場合
  通常はU字キャスト等、テイペットを見せないようにしたほうが良いです(スレが入ってますので)
 
 →反応しない場合。
   ブルックのライズに対して打ち込んでみてください。
  イワナ種族のためか反射的に飛び出します。この場合はフライが落ちた途端に出ます。

3.対岸のライズ
 ブッシュの下についているライズを狙う場合は対岸(5m先の場所など)に軽くキャストします。
 フワ〜っとです。奥狙いになりますので対岸のブッシュに引っかかります。

 →このときにフライをはずそうと強く引くと絶対ダメです。フライがブッシュに複雑に絡みます。
  軽く落としたキャストであれば引っかかった状態から軽く上にラインをフワ〜っと上げてみま
  しょう。今日もほとんどこれでフライが取れてそのままブッシュ際ギリギリに落ちてGoodです。


○その他
 ・ 突風の日はライズが見られなくなります。
  赤沼側は開けた場所のためハッチした虫も飛ばされるためです。
  その場合はルースニングをするか上流湯滝側は森林の中のため釣りが可能です。

 ・ ここではどうしてもバックのブッシュ、上の枝などにフライを取られますのでロストします。
  私は10本以上ロストしました(回収できればしたほうが良いです)
  ある程度覚悟は必要です。

 ・今年の状況はライズしているポイントでは何匹も着いています。
  休日など混み合うときは入れたポイントであれば同じ場所で何匹もライズします。
  今年はどこのポイントも魚影が多く嬉しい限りです。


 ・ヌカカという極小の吸血昆虫が出ています。
  今日も暑くてトレッキングの方も半袖がいいと言ってましたが長袖は必ず来てください。
  ヌカカは知らずに手の甲に黒い点のようにつきます。
  この痒みは噂通り2週間は続きます。

  私はハッカ油を何度も塗ります。
  北海道で購入してきますが割高ですがフライショップで購入できます。
  これはヌカカ対策としてかなり有効です。

 ・イブニングはご注意です。
  戦場ヶ原のため街灯など一切ありません。青木橋から茶屋に戻るにも20分近くかかります。
  もし…月が出ていない場合、ライトがありませんと足下さえ見えず一歩も動けなくなり危険です。
  お仲間と一緒に居ること、ライトの携帯、早めの切り上げをしましょう。


平日でも修学旅行生と何度も行き交います。

小学生もトレッキングの方も”こんにちはコール”してくれますのでお互いに挨拶しましょう。


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■2005 渡良瀬川 (2005.05上旬)

ハイプレッシャーで知られる渡良瀬川桐生地区も本格的なハッチ、ライズとなってきました。

ライズは早朝から日中ダラダラと一日続きます。

ここは強者FFMが入れ替わり立ち替わり極小フライ、極細テイペットで責めますので
ヤマメはフライを無視して悠々とライズしています。

上旬のこの時期のメインとなるのはフタバコカゲロウ〜オオマダラカゲロウから、
アカマダラカゲロウやヨシノマダラ、シロハラ、そして捕食は滅多に見られないモンカゲロウ、
イブニング時にはヒゲナガと様々な水性昆虫が飛び交い複合ハッチとなります。

ライズが安定していも出ないのはドラグ(地元ではマイクロドラグもダメだろうと言われてます)
そしてフライ先行ドリフトはもちろんですがここは常に強風の中での釣りになります。
この場合のドリフトは2005.04渡良瀬での方法と同じです。

GW中の渡良瀬桐生地区のコカゲロウのハッチは素晴らしいものでした。
流下物に合わせてライズが途端に変わります。

このライズの変わり際を見極めるのが非常に重要です。


モンカゲロウもこの川では多く見られますが捕食はなかなかされないようです



〜2005.05.08 渡良瀬桐生地区〜

GW前から毎日のように通ったポイントです。
連休前は日が高くなるとフタバコカゲロウ、そして昼前にオオマダラという割と簡単な状況でした。

GWに入ってからはこれにアカマダラカゲロウ、ヨシノマダラカゲロウのハッチが混じってきたことで複雑なマスキングハッチ状態となりました。

今朝7時くらいは小さなコカゲロウのハッチが多く見られライズも多くにぎやかな朝でした。

これらのライズを取れずにいつもの仲間とアレコレと試行錯誤を重ねてました。
ここで当たりとなったのがマイクロフタバ(極小フタバコカゲロウ)のスピナーでした。

フタバコカゲロウというとダンの捕食が有名ですがダンは捕食せずスピナーを捕食。
使ったフライが#28、#32のマイクロフタバスピナーパターン。
ストマックは極小のピューパとコカゲロウのシャックがほとんど。

ハリが小さいため取り込みまでにバレてしまいますが4つ掛けました。
仲間に同一のフライを渡しますと彼も途端に2つキャッチ。
それ以外は全く手も足も出ず。私もフライのロストが多く玉切れとなりました。


そして午後になり…
一昨日の15時くらいから始まったコカゲロウのスーパーハッチのライズの嵐を目の前にして手も足も出ない状況と同じ状況になりました。

コカゲロウの複合ハッチです。
全くフライを相手にしてくれないのです。触りにも来ない。サイズを落としてもだめ。

水面上のダンも派手なライズで捕食しますので大型のオオマダラ?オオクマ?
オオマダラのフローテイングニンフ、フタバコカゲロウ、朝使ったマイクロフタバでも出ません。

ダンを捕食しているヤマメを何とかC.D.Cダンでキャッチしストマックを見ますとこのライズの嵐はヨシノマダラのイマージャーでした。

ヨシノマダラは形はフタバに大きさもよく似ていますが四枚羽でボデイーはグリーンです。
この昆虫は水中羽化で水面にイマージングしますがこのときに大量に捕食されてました。
フライを合わせてすぐにもう一本取りストマック採取しましたがやっぱりヨシノマダラのイマージャーでした。

こういう複合ハッチで派手なライズに隠れて押さえ込むようなライズの場合の捕食物の見極めは
非常に難しく、逆にマッチザハッチの場合分かってしまえばフライマンが有利に立ちます。

マッチザハッチは難しいものですがそれだけに奥が深く一本取れた時の嬉しさは何とも言えません。

使用フライ:
#28マイクロフタバスピナー、C.D.Cダン、C.D.Cピューパ(グリーンのシマトビパターン代用)

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■2005 渡良瀬川(2005.04中旬)

今年の渡良瀬川は遅い春の影響で例年より二週間ほど遅く
フタバコカゲロウ(以下フタバ)のピークを迎えようとしています。

例年ですと3月終わりからユスリカに変わってフタバのダンが出始めますと
ヤマメのライズも一変し安定したライズに変わりライズ狙いが楽しめます。

この安定したライズも強者渡良瀬FFM達に鍛えられるためなかなか取れません。
これが渡良瀬川の難しさを象徴しているのではないでしょうか。

今回の釣行では10時過ぎからフタバのダンの流下を確認。
ハヤのライズに混じってヤマメのライズも幾つか確認できます。

また渡良瀬川のこの時期は下流からの吹き上げの風が強くドラグ回避が難しい釣りになります。
やはりドラグが掛かりますとスレたヤマメを取るのは難しくなります。

無理に吹き上げの風の中にフライから打ち込もうとしてもトラブルに繋がります。

私の場合はテイペットをロングテイペットにします。
風に乗せてダウンクロスで軽く打ち込みます。このときフォルスキャストはしません。
ワンキャストの操作になります。

そうすると下からの吹き上げの風のためフライとテイペットはラインより上流に落ちます。
風に乗せて落とす感じでしょうか。トラブルを避けるため丁寧に落とします。
フライが着水したら横に大きくメンデイングを入れてフライとラインの位置を”入れ替え”ます。
この操作をすることによってナチュラルドリフトが可能になります。



渡良瀬のヤマメはスレが強くそのライズ狙いはドライフライの遊びとしては最高の遊びです。

是非この川でハイパーなヤマメと遊んで見ませんか?

使用フライ:シマザキB.F.D(こちらは製品ラインナップしておりません)

 

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■2005 神流川C&R(2005.03)

2005.03.01 ヤマメ(イワナ) 85本ヒット

今年も群馬県の神流川の上野村C&R区間で開始しました。

前日は11時に寝て3時に目が覚めてしまい早めに出ました。
現地に着くと真っ暗で車が既に数台。-3度。

明るくなる頃に準備をして6時頃から釣り開始。
今年もヤマメが元気に遊んでくれます。 でも寒い〜(T_T) 
とにかく寒くて寒くて。とくに日陰はキツイ。

今年はWETの練習を兼ねてましたのでルアーの状況を見てWETを使ってみました。
早春に効くWETをボックスから次々に変えて実験。
とりあえず使ったことないパターンすべて使い目安も大体わかりました。

使い方は引っ張りの誘いともうひとつ。
これはプールでも流れのある所でも使える手ですので少し説明します。

まずしっかりターンオーバーさせるようにキャスト。
誘いを入れるのですが操作はロッドテイップをゆっくりと上げます。
流れに沿ってアップにキャスト、フライが沈んでから下流に向けてゆっくりとロッドを上げます。
この直線的で一定の速度での誘いはヤマメには効きます。

当たりの出方はWET独特の出方です。
ハリ先が止まったような”グン”とした感触が何となくきます。
引っ張りの誘いの場合はテンションがキツイためハリ掛かりも浅く、ハネてフッキングに至らないことが多いですが、この釣り方はナチュラルに誘うためほとんどがフッキングします。



この日は解禁の遊びということでドライ、WET、ルースニングといろんな釣り方で
楽しむことが出来た一日でした。



使用フライ:シルバーマーチ他WET。ヘアズイヤー、ビーズヘッドニンフ

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■2004 木戸川サケ釣り(2004.10.8)


シロザケ(チャムサーモン 雄75cm 4kg)

木戸川はサケ有効利用調査が始まり今年で2年目です。

●調査概要
調査期間:10/5〜11/5
調査区域:木戸川本流河口200m上流から右岸750m
対象魚:シロサケ(チャムサーモン)

受付時間:6:45〜
調査時間:7:00〜14:00
昼食:受付時にお弁当引き換え券がついてます。

釣り上げた魚は漁協の方が居ますので持ち帰る場合は(雄魚のみ2尾/日)
陸に上げて測定してもらいます。
持ち帰らない場合はそのまま漁協の方にお渡しすればよろしいです。

●実釣レポ(2004/10/8)

天気:晴れのち小雨 
気温:朝14度日中20度でやや寒い
水量:やや少なめ
遡上:そこそそあり
水質:クリア

*下にラインシステムと狙い方について書いてありますので面倒な方は飛ばしてどうぞ(^^;

================================
さて開始してから4日目での参加となりましたがそこそこ遡上が始まってました。

水量が少なく遡上が少ないため魚影ポイントは瀬下の流れ込み左岸側”のみ”でした。
その区間約50mほど。

ここは前日50本弱上がったところ。
朝一番から餌釣りのグループが陣取り、釣れては仲間と入れ替わり入る状況。
私は友人とその下流に入りましたがまったく魚っ気が無く厳しい状況でした。

7時から釣りを始めましたが上流れのポイントでは餌釣りの方が
(というのは魚が溜まっているポイントには餌釣師とルアーの方のみしか居なかったことを指します)
一時間に2〜3本掛ける状況。

そのポイント以外ではまったく釣れていない状況でした。
これがサケ釣りの状態です。

遡上次第ですので水が少ない場合深みのポイントで群れが一旦、留まります。

9時に私の前で一度ライズあり。
この時上流のポイントでも掛けている人があり活性が上がってきたと思います。
そこにフライを流し込んでヒット。

自分でランデイングをしようと思い手前前まで寄せては走る、を繰り返している間にバレました。
メスのシロザケで型は小さめでした。

お昼に食事であがる人が増えたため溜まっているポイントに入りました。
7時から12時までの今日の状況では、そのポイント以外で釣れたのは私が掛けた以外、
どこも見られなかったためここに入るしか釣りは成り立たないと考えました。


さて‥
流れは右岸から20m幅左岸に向かって流れがしっかり流れています。
水深は1m半くらい、魚の付き場は観察してたところ流れの強いスジ、またスジの奥。

ラインシステムをあわせて流しますとすぐにヒット。
早瀬、 時期に合っていて魚の引きは強いです。
流れの上に魚体を出しローリングします(大きいからこれが凄い!)
これは雄鮭で75cm、4kg。

友人がヒットして無かったのでポイントを譲り、システム、流し方を伝えその下流に入りました。


移動してすぐにまたヒット。これは大きくフッキング後一気に20mほど下ってしまいました。
やりとりして寄せてきた時にフッとバレ。

友人も掛けやりとりしている時にバレてしまいましたが彼は初めてのサーモンに喜んでました。


その後またすぐ私にもヒット。
ジャンプしてハリをはずそうとしてましたが下アゴを貫通してましたのでバレずに取り込み成功。
サイズは80cmの4kgでした。

12時から魚の付いているポイントに入って1時間で3本、友人は2本掛けました。

ポイント、遡上次第ということです。
そこの見極めを十分に観察することがこの早期の遡上の少ない時期のヒットにつながります。

2時までやって4バイト2キャッチと楽しめました。


●タックル
ロッド:CND Expert14ft #7/8
リール:HardyUltraLightDISC LA


●ラインシステム
ライン:RIOのミッドスペイ-先端ベリー4.6mを切ってシンクテイップと交換方式
テイペット:ダイワ タフロンフロロ4号(シロザケは4号以上を目安にしましょう!)

サケが付いていた流れの強いポイントでは…
流れの強さによりますがプレッシャーが高いためシンクテイップにTYPE6を選択。
目安としては底を取れるくらいに感じられるほうがよいです

木戸川は根掛かりはほとんどありませんが餌釣りの大きな仕掛けが掛かって
沈んでいて、かなり引っかかり回収しました。ロストフライは少ないです。


●フライ
ゾンカーマラブー:4バイト中3本がピンク、他赤マラブー


●流し方
私はスペイキャステイングで行います。

基本的にはダウンクロスでウエットと同じで流します。

ただし今回はポイントが短く両隣の人と間隔が無かったのでダウンで流し込めませんので
まず上流にスカジットキャストで打ち返しメンデイングを入れてフライを沈めます。
流れが強い場合はラインがターンした状態で流しますと上層の早い流れでフライが沈む前にラインが下流に先行してしまうため、フライをしっかり沈めることに集中します。
(パワーウエットの釣りに近くなります)

そこから魚の付き場の流れに入れてなるだけサケの目の前にフライを流し当たりを待つだけです。
誘いは入れません。

タナの取り方は流れ、深み、魚の状況をよく観察することが必要になります。
ただ流していてもダメです。

状況は日によって必ず違いますから状況判断はその時その時で行うことが重要です。
前日の状況等など聞いた話だけではダメです。当日の状況をよく見極めましょう。
(このレポも同じく10/8の状態を参考にしてあくまでも”参考”にしてもうらためです)




●ヒットから取り込みまで
この時期のシロザケはパワーがあるためヒット後はパワー勝負となります。
餌釣りの方は竿が折られた人、ラインを切られる人が多く見られました。

掛けて流芯からサケを少しでも引き出したら走らせないよう気をつけて自分が岸の方へ下がります。
これを気をつけながらゆっくりと下がっていきます。

木戸川では)
無理にランデイングしようとするとバレますのでそのまま岸までサケを上げるほうが無難です。

*スカパーで杉坂氏が昨年の10月後半に実釣の様子がありましたが、その時と比べますと流れが今日より弱く時期時に全体に魚が遡上していました。 また流れが緩やかなためフッキング後も暴れてません。(これも同じく日によって状況は変わる、自然相手なので状況判断はクセをつけたほうが良いです)


結果的には4バイト、2キャッチ。友人が2バイト。
私達以外のフライの方はノーバイトの方ばかりだったようです。

このレポが少しでも参考になり、 遠くから行かれる皆さんにも是非チャムの強烈な引きを味わっていただければと思います。

また魚が溜まっているポイントは混み合いますがお互い声を掛け合って楽しく釣りをすれば餌釣りの方もルアーの方とも仲良く釣りを楽しめ、魚が掛かった時のやりとりではお互いやりとりの協力が出来き、楽しい釣りが出来ます。私も餌釣りの方、ルアーの方とも声を掛け合うことができました(^^)     

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■2004 忠類川サケ釣り(2004.08)


商品と同じサーモンパターンを100本セットほど抱えて現地に。2004年8月後半。
ここでの狙いはカラフトマス(ピンクサーモン)、シロザケ。 釣果は遡上状況次第となります。

さて、昨年、今年とこの川に通いだしまして私なりにわかってきたことを述べてみます。
初めて釣行される方の目安になればと思います。

■今回の忠類川の状況
渇水、高気温、遡上も橋上から見えない厳しい状況。

今年は当たり年の予定ですがとにかく渇水状況が深刻となってました。
現地では一人一本というのが見方で厳しいよ、と管理されている方のお話でした。

結果から言いますとこの日は入れ食いになりました。
理由としては他の方はサケが溜まっているとアドバイスされた淵狙いに拘ったためだと思います。
私も釣り始めは同じ狙いで全く当たりが出ませんでした。

そこで私は釣行二日目は遡上するポイントをメインに狙いました 。

この日は他の調査員のキャッチ報告総数が19本。
私は20本キャッチ。バラシが多く30バイトを超えました。
理由は前日居らした釣りのうまい人に声を掛けてアドバイスを頂けたためです。

さて、 狙い方と流し方について説明してみます。


○渇水時のポイント狙いについて

遡上はある程度ありました。
渇水の影響で遡上は止まってますが溜まっている場所があります。
一般的に深みのある場所がポイントと言われていました。淵などです。
実際はそれ以外にもポイントは豊富でした。

私が狙ったポイントで説明します。

左の写真が立ち位置から上流を見たところ手前は浅い瀬になっています。

本流筋は上流から見て左岸に流れ、また右上から細い枝沢がすぐ合流してます。
右の画面が同じ立ち位置から正面を見たところです。
水深1m強の本流筋はかなり早い流れとなっています。
流れがガンガンとなっているポイントです。これは忠類らしい押しの強い流れです。

この時期に遡上してくるカラフトはフレッシュランに近いピンク色のパワーのある魚体です。
サイズは(2004年度で言えば)雄はアベレージが60センチ前後。メスが50センチ前後です。
忠類川の強い流れにもしっかり定位しています。

強い流れの底に定位しているためタナをしっかり取れることが釣果につながります。
上記のポイントでは流れの筋のタナは1m少しです。
ただし表層の流れは速いためタナのとり方が難しくなります。

今回使用タックルと流し方についてご説明します。

■ 使用タックル
ロッドはSCOTTのSHで#9。前日はSpeyのDHでしたが水が少ないためSHに変更。
リールはDISCタイプでないと危険です。
スレ掛かりが増えるためフッキングポイントがスレなどの場合、今回ではバッキングラインを
40m近く引き出し80mほど一気に下ったケースもありました。
サミングで調整しますがそれでもスレた場合、一気に走るサーモンは止められません。


問題はラインシステムです。

今回はフローテイングラインの先端を切ってシンクテイップとチェンジするタイプにしました。
使用したシンクテイップは4.6mのRIOの10wtのTYPE8、150グレインです。
TYPE8のラインでこの1mほどの水深の流れを狙います。
フライの色はあまり関係無いと思えますが食い気の立つ朝、夕は赤は口を使ってくれてました。


■流し方と当たりの出し方
シンクテイップ先には2号ほどのテイペットを50pほど。
底を取りますので根掛かりしますので短めにします。

まず上流の早い流れに向かってアップクロスでキャストします。
先端はシンクテイッップ+フローテイングの先端50pほど。
流れが速いのでシンクテイップ4mをほとんど沈めるくらいにアウトリガー的にラインを操作します。
これを繰り返します。

とにかく底を取ることが釣果に繋がります。 当たりは”根掛かり”と全く同じです。
つまり”根掛かり”か”HIT”か、です。


○当たりフライ
【フライセレクション】でご紹介しているフライで全く問題ありません。

この日にロストしたフライは10本を超えました。正味2日間の釣行でロストは30本近く。
そこまで底を取らないとHITは望めない状況でした。
忠類は強い流れ底石が多く底を取らないと釣れませんのでフライの数はかなり必要です。


赤のジェネプラ系マラブー

ピンクのサーモンゾンカー

”忠類川は簡単に釣れる”

そのイメージに来られた方でキャッチできずに帰った方が多く非常に残念そうでした。
釣果は時期による遡上状況、水量などに大きく影響しますので流し方が一番大事です。
釣れない状況下で様々な手を考えて釣る!これまたフライのスキルアップのチャンスになります。

*9月半ばからは婚姻職のブナ色の入った川を黒く埋め尽くすほどになります。
通常のWETの流し方で問題ありません。

*上記の説明は渇水で遡上が少ない場合の釣り方の参考例です。

*カラフトマスは2年の航海周期と言われて偶数年は当たり年と言われています。

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■ 2004 利根川戻りヤマメ狙い

私の家は群馬県前橋市を流れる利根川の前にあります。

そのため地元、群馬県で”戻りヤマメ”と呼ばれるサクラマス狙いに時期になると通います。
今年の6月はほぼ毎日仕事を早上がりし、35pを筆頭に計4本の尺上ヤマメをキャッチしました。


2004/06 利根川 前橋地区

32pのヤマメ ロッドはBylonの#6

毎日通い詰めても利根川の戻りヤマメは宝物探しをしているようなもの。
このヤマメは遡上途中に岸寄りについていました。

フライはピーコッククイーン。

今日のタックルはスペイロッドからシングルで。

同じヤマメ。このサイズでも鼻が曲がり始めています。

使用フライ:ピーコッククイーン(リード)、ダンケルド(ドロッパー)

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■ 2004 日光湯川釣行

2000年度からC&R河川に指定された日光の戦場ヶ原を流れる湯川。
ご存じの通りブルックトラウトが釣れる川。

状況的には魚影は濃いですがC&Rになってから魚影が濃いため人が多くなり、
マナーの悪さが逆に目立ってしまってます。

私自身もマナーの悪さに声を掛けたら逆にケンカ騒ぎになったこともあります。
最近はこの川も以前の楽しみができなくなり足が遠のいています。




2004/05/13 日光湯川〜今期初釣行〜
ブルック25匹
ヤマメ?2匹

         日光湯川のブルック


半年ぶりの日光湯川。
会社の後輩君も先月から楽しみにしていたので休みを取って行ってきました。

今日は風がかなり強い予報。風のある日は赤沼側はライズが無い。
そのため湯滝側に絞って入りました。

昨年よりは川を歩いたときの魚影が少ない。
でもこれぐらいがちょうどいいでしょう。魚臭くなくなってます。

私は釣り上がりは沈めて、そのまま釣り下りではウエット。釣果の半分はウエットパターンで。
ライズしていたのはオドリバエパターンで取っています。

使用フライ:ビーズヘッドニンフ(ルースニング)、ソフトハックル(WET)、オドリバエ(ドライ)

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■2004 渡良瀬川 (2004.04)

群馬県と栃木県をまたぐ渡良瀬川

ここはマッチザハッチで有名な激戦区ですが、私もここでの一本が一番嬉しいと思える所。
今年は4月は二日に一回は仕事の合間に通いました。





2004/04上旬 渡良瀬〜フタバの季節〜
ヤマメ 3本

お昼前にプールでライズ待ちをしているとフタバとガガンボが大量にハッチ、流下を確認。
今年のフタバは昨年より大きいので大きめのフタバパターン(#18)で狙います。

フッキングのタイミングが合わずスレで出てしまったヤマメ。


この時期のこのプールのライズは昼がピークのため、午後回ってからポイントを大きく移動。

昼食を取りながらライズを探していると波立ちの中でライズが見えたので急いで仕度。

開始2、3投で出たヤマメ まだこの時期は簡単に出てくれます。


その5分後にライズしていたのは一投で。計測で28p。

画像は光が入ってますが銀化、ヒレピンでかなり良い魚体。

ストマック採取ではフタバコカゲロウ、アカマダラカゲロウ、ガガンボ、ヒゲナガラーパ。

使用フライ:フタバコカゲロウ、ガガンボアダルト

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■2004 神流川C&R(2004.03)

私の解禁時の釣りは地元群馬県の神流川の上野村C&R区間で開始します。

ここで解禁を決めているには理由があります。
・時期になると渡良瀬川の厳しいマッチザハッチの釣りがメインになること
・梅雨期には利根川の戻りヤマメをWETで狙うこと

渡良瀬川ではミッジのドライフライ、利根川ではWETと一本一本が厳しい釣りとなります。

この河川では好きな釣り方の一つ、ルースニングをメインに神流川で数釣りを堪能します。


2004.03.01 ヤマメ(イワナ) 90本ヒット



朝6時日の出とともに開始。

河原は解禁を迎えた釣り人ですぐに混み合います。
気温は3度とかなり低く寒い状況でライズは全く見られません。




これは今年一発目の30pの尺。年越えしてました。
他に27,28,28と綺麗な四本のイワナが見れました。

途中ヤマメから取ったストマックがこれです

これに合わせサイトフィッシングで入れ食いに。

マーカーを使った釣りですがサイトフィッシングをメインに釣りを組み立てます。
流れが強いところでフライが捕食されても当たりが出ないことがほとんどです。

そのためフライの位置を確認し、魚の動きで合わせます。

これは集中力の勝負となりますが水質が綺麗な川であれば魚の補食する一瞬のキラメキ、
また魚が顔を数pでも動かしたときにすでに捕食していることがあります 。
これらの動作で合わせを行います。

C&R区間というのは大物が出ても通常の河川と違い喜びはありませんが考え方によっては釣りの練習にもなりますし、真夏の釣りが成り立たない時期でも釣りが可能になります。

ある程度割り切りが必要かもしれません。
私の場合は数釣りの練習と割り切り釣りを楽しみます。


この河川では3月中毎週通いますが60本近くの数釣りを楽しめます。
こういう楽しい釣りができる時期、河川があることは解禁の喜びと合わせて嬉しいことです。

使用フライ:ミッジピューパ(ニンフパターン)、ガガンボラーバ

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